ETS公式教材を活用しよう

INDEX




TOEIC&TOEFL LISTENING 毎月400問 ケータイとWeb対応 600~800円/月 イフ外語学院
「TOEFL指導歴30年以上」の実績を持つ中野正夫氏

イフ外語学院・中野正夫学院長がTOEFL公式ガイドを徹底解説!

レビュアー:イフ外語学院の学院長 中野正夫

「TOEFL指導歴30年以上」の実績を持つ中野正夫氏。イフ外語学院の学院長でありながら、今も第一線で講師を務める中野氏に、公式ガイド(英語オリジナル版3rd edition)をセクション別に解説していただきました。

Listening Practice Sets を解読する

公式ガイドP. 143~163
まずは、公式ガイドP. 143~144に掲載されているPractice Sets 1とP. 156~157のPractice Sets 4に出題されている会話形式の問題について解説していきましょう。

会話問題と講義形式の問題は、受験者によって得意分野が異なります。会話聞き取りが不得意な人は、これまでに英会話の経験や学習が少ない人です。こうした人は短い会話から状況把握がしにくく、会話の早い展開に着いていくのが難しく感じられます。
この部分を強化するため、基本的には会話用例、特にキャンパスにおける会話用例・文例を文字としても学習する必要があります。

初心者にとっての最初の難関は「メモ」です。TOEFL iBTのリスニングでは3分程度の会話を聞き取ることになるので、メモをとらなければなりません。ここでは公式ガイドに基づき、どの箇所をメモすべきか分析します。
まず、会話形式の問題で必ず出題されるのは「因果系問題」です。公式ガイドでこれにあたるのはPractice Sets 1(P. 143~144)のNo. 1・2・4に出題されている “Why” で始まる問題、Practice Set 4(P. 156~157)のNo. 2・4で同じく “Why” から始まる問題、No. 3の “How” で始まる問題、そしてNo. 5で “what two factors contribute to the discovery…” と「発見の原因」を問う問題です。Practice Sets 1と4ではなんと、出題11問のうち7問、実に60%以上が「因果系問題」になっているのです。

こうした問題の出題は、会話の中では
「原因と結果」「動機と行動」または「動機と決定」「根拠と結論」「手段と目的」といった内容の発話から行われます。当然のことながら、これらの出題頻度の高い箇所を優先的に聞き取ってメモをすべきです。

初心者の場合、メモを取ると書くことに気を取られてまったく内容についていけなくなる、と言う方が多いようですが、上記のように出題されることがほぼ確定している内容に絞って聞き取りとメモを行えば即効性のある対策になると思います。問題集を使用される際にも、この傾向をよくカバーしているものを選ばれると良いでしょう。

続いて、
P. 148~149のPractice Sets 2とP. 152~153のPractice Sets 3、P. 160~161のPractice Sets 5で出題されている講義形式の問題を解説します。

実は講義形式の問題でも、前述の因果系問題が重視されています。
Practice Sets 2のNo. 3・4、Practice Sets 3のNo. 2・5、そしてPractice Sets 5のNo. 2・4・5・6がそれにあたります。Practice Sets 5では実に半分が因果系の出題になります。

また、上に挙げた3つのPractice Sets では、No. 1の問題がすべて、講義のメイントピックを問う問題になっています。つまり主題を確実に押さえ、かつ因果系問題に対応できれば、全17問中の11問に対応できるということです。

初心者のみなさんにとっての有効な勉強法は、音声を聞くことに加え、公式ガイドの本文に掲載されているこれらの出題該当箇所を熟読して、読解能力を養成することです。因果系問題以外は「言い換え」や「分類」問題ですので、読解力がなくとも対応できるケースがありますが、因果系問題ではロジックの理解力養成が不可欠です。

録音された英語を聞いてもなかなか音声が聞き取れるようにならないという方は、ネイティブスピーカーとまったく同じように発音できる訓練を行うと良いでしょう。まずは公式ガイドを活用して訓練を行い、さらなる練習には豊富な音声データと出題をご用意した当校の「ケータイ&Webリスニングシステム」を質・量・便利さ・値段の観点でおすすめします。

TOEIC&TOEFL LISTENING 毎月400問 ケータイとWeb対応 600~800円/月 イフ外語学院