達人に聞く!TOEFL®iBT攻略法

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村川久子先生

"英語の鬼"村川久子が伝授するTOEFL対策

「英語の鬼」とも評されるハイレベルな授業を通じ、長年にわたって多くの学生を海外留学に送り出してきたTOEFL・留学指導の第一人者、村川久子先生。『TOEFL iBT大戦略Online編集部ブログ』で2009年2月に掲載した貴重なインタビュー記事を基に、村川先生が伝授するTOEFL対策の極意をまとめてみました。元記事はこちら。

④ WritingもSpeakingと同じ。「理由+具体例」のひな形を持っておく。

――ライティングはいかがでしょう。

ライティングもスピーキングと同様、フォーマット(ひな形)に従えばよいのです。たとえば「あなたの町にスーパーができるとしたらどう思いますか」という問題に対して、「よいと思う」理由が「便利だから」だけではダメでしょう。そこは他に「雇用者が増える」や「納税額が増える」ぐらいのことを考えていれば、質問の「スーパー」が「ホテル」「劇場」「学校」などに変わっても、同じような理由で対応できます。

日本人に「ハンバーガーは好きですか」と聞いて「好き」と答えた人に、「なぜ?」とたずねると「おいしいから」という理由しか返ってこない人が非常に多いんです。アメリカ人に聞くと、好きな理由として「便利」「安い」というのが出てくる。「おいしい」を理由に挙げたとしても、「パンとレタスと肉と玉ねぎとトマトのコンビネーションがいい」と即座に言えます。スピーキングでもこのように応答してほしいんですね。何かについて、「好き」でも「嫌い」でも、3つは理由が必要です。

ライティングの構成はintroduction / body / conclusionの3つがあり、bodyに 3つの理由、そしてそれぞれの具体例がついていればOKです。introductionとconclusionでは自分が考えている3つの理由を、今のハンバーガーの話題であればconvenient, inexpensive, effectiveなどといった3つの形容詞を使って短く紹介します。conclusionではintroductionと少し表現を変えるとなおいいですが、まったく同じ形容詞を使ってもかまいません。

日本人はbodyで挙げる3つの理由のうち、第2・第3の理由が非常にsubjective(主観的)になりがちですね。私が「なぜ?」をくり返して聞くと、ようやく客観的な理屈にたどり着く感じです。だから、理由とその実例を述べるトレーニングが必要なんですね。

――理由は具体的な例を伴っていないといけないんですよね。

ええ。今のハンバーガーの例で言うと、好きな理由のひとつをIt's convenient.「便利です」とするなら、その具体例は「公園でもキャンパスでもどこでも食べられる」というように。

――誰が聞いてもうなずけるような理由が必要なんですね。つまり、個人的な理由は言わないということにもつながります。一方で理由の具体例を挙げるときには、それが必ずしも事実でなくても許される、ということですか。

そうです。なるべく嘘を言わないほうがいいはもちろんですが、採点者も回答に関する事実の一つ一つは調べられませんから。個人の経験というものは限られますから、実際の経験に限らず、見たり聞いたりしたことを自分のものにして書けばよいのです。

――エピソードの内容が点になるわけじゃないですしね。

ライティングの採点を実際どうやっているかを採点の経験者に聞いたのですが、本当にサッと読んで採点している感じだそうです。1回の採点で2名の採点者が700~800名分の答案を読むそうで、採点結果は、たとえば一人の採点者が「3点」と採点するともう一方の採点者も3点になっているというような感じで、お互いそれほど変わらないようです。

彼らに言わせると、高得点を取る理想的な解答は「起承転結がきちんとしているものだ」とか。ライティングの組み立てがThe first reason ..., the second reason ... と始まっていれば「あ、この解答者はわかっているな」という印象を持ってもらえます。

まとめ

まとめ

① TOEFL対策はまずReadingから。読解を通じて語彙力もアップ!

② Listeningはディクテーション。まずは一字一句を追うところから1日最低2時間、死ぬ気でやれば必ず伸びる!

③ Speakingでは「自分の意見」を述べるべからず。万人に通じる問答の「ひな形」を持っておこう!

④ Writingもひな形、そして何よりも起承転結がハイスコアの王道!

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