達人に聞く!TOEFL®iBT攻略法

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PRESENCE 杉村太郎氏

PRESENCEコーチ陣に聞く!アツイTOEFL対策

ベストセラー『絶対内定』シリーズなどで「就職活動のカリスマ」としても知られる杉村太郎氏が主催する英語学校"PRESENCE(プレゼンス)"が東京・表参道にあります。多くの受講生にTOEFLハイスコア獲得を実現させた3人のコーチ陣に伺ったお話をもとに、TOEFLスコアアップの極意をまとめてみました。元記事はこちら。

② 80%覚えた、ではダメ。TOEFLではそこを突っ込まれる。

杉村:よくあるのが "Mr. 80(%)" ですね。単語バッチリです!リスニングもちゃんとやりました!―という人にありがちなんですが、じゃあこの(聞いた)文章の意味をもう一回日本語で言ってみて、というと微妙に違うんですね。よくある例を出すとあれですね、

I purchased the field for the increasing trade.

という文。

山田:この文、(プレゼンスの)90点クラス(TOEFL iBTスコア90点以上を目標とするコース)の生徒で、すでに60数点持ってる方でも、最初の授業でこれを訳して、と言ったら7割ぐらいの人が間違えますよ。

杉村:これをね、例えば旺文社のリスニングの教材の中にこういう文が載っていたとします。その教材をやりまくった、聞きまくったという人に、じゃあここの文はどういう意味ですかと聞くと、「私はそのtradeを増やすためにその土地を買いました」となる。それはTOEFLだと絶対 × なんですね。それだと文章の意味がわからない。正解は、私はその「(まだ大きくはないが)増加しつつある」tradeのために、将来を見越してfield(土地)を買いました、という意味であって、「すでにトレードは増加しつつあった」わけです。

山田:最初の間違いの例は、構造を捉えてないんですよね。

杉村:" to increase the trade" になっちゃってる。―そういう細かいところまでピタッ!ピタッ!と日本語で理解しているかどうか。

――TOEFLではそういうところを突っ込んだ問題が出るということなんですね。

栗原:そうなんですよね。

山田:この文だとforがありますから、forを「…ために」と訳したくなるのはわかるんですけど、「ために」だと構造を捉えてないことになる。そういうところが本当に出題されるんですよね。

杉村:皆さんに聞くと教材をやったやったと言うんだけれど、細かく聞いてみると、実はわかっていない部分がある。ここでうちのメソッドをちょっとだけお出ししますが、例えば旺文社のAという教材に英語のセンテンスがどれくらい入っているか。例えばそこに1200センテンス入っているとするならば、そのうちの何百何十何センテンスを完璧に正確に理解しているか、というのを僕たちは問うんですね。そうすると「完璧だ」と自分で言ってる人でもそのうち8%くらいは実は、なんとなく理解していたレベルだったりする。その「実は完璧ではない」なところが命取りになるわけです。もっと言うと、そういう「ノリの勉強」の人、"Mr. 80(%)"では105点は永遠に取れない。そういう「ノリ」で勉強してたら10年勉強したって取れないと思う。実際にiBTをアメリカ人が受けて、アメリカ人の何人が105点を取れるだろうかと。

――うーん。

杉村:3割くらいでしょうね、100点取れるのは。それはね、例えば僕たちが東大でも上智でも早稲田でもいいですけど、日本の大学の現代国語の試験を受けて、何人が90点取れますかという話です。

――なるほど。それは1割もいないでしょうね。

杉村:そんなものだと思いますよ。だから、これは最初に出ましたけども、(TOEFLは)英語の試験なんだけれども英語力だけを試す試験ではなくて、英語で読解力やしゃべる力を試す試験であると。

山田:「穴をなくす」というのは本当に大事で、大学受験などと大きく違うのは、例えば合格最低点を100点のうち 60点取ればいいというのと違って、TOEFLで90点や100点を狙っていくとなると、文法に知らないことがあるなど「穴」があっては本当にいけないので「文法は、知らないこと、あやふやなことが一つでもあっちゃいけない」というのはいつも(生徒に)言っています。

杉村:満点を取るつもりの人だけが100点を取れる。

山田:そうなんです。特にリスニングとリーディングでは満点を取るつもりで、でも間違えちゃって結果的には27点だった、みたいな感じで。それくらいのテンションがほしいんですよね。