TOEFLとはどんなテストで、TOEICと何が違うのでしょうか。どんな人が受験するのでしょう。テスト実施の歴史も振り返りながら見ていきましょう。
TOEFLはTest of English as a Foreign Languageの略で、英語を母国語としない人を対象に実施される英語能力試験です。 米国のテスト開発機関であるETS(Educational Testing Service)により開発・運営され、同じETSによって開発されているTOEICと並び称されることがよくありますが、TOEIC の出題が日常生活やビジネスシーンを多く題材にしているのに対しTOEFLは主に英語圏、特に北米の大学等への留学希望者を対象にしており、出題も大学生活やアカデミックな話題から題材を多く引いている点で、根本的にTOEICとは異なる試験です。
先にも述べたように、TOEFLは北米圏を中心とする大学に留学するためには必須と言ってもいい試験であり、受験者の取得した点数を証明するOfficial Score Reportは多くの大学で出願用書類として認められています。2008年現在、TOEFLテストは全世界180カ国を超える国々から70万人以上の受験者を集めています。
TOEFLテストは1964年から始まり、以来30年以上にわたってペーパーテスト形式(PBT=Paper-Based Testing)で実施されてきましたが、1998 年にCBT(Computer-Based Testing)と称するコンピュータでの受験形式が導入され、出題形式もライティングが必須化されるなど大きく変更されました。
さらに2005年、試験形式は問題の提供・答案の回収をインターネットで行うTOEFL iBT(Internet-Based Testing)に変更され、現在に至っています。
現在、インターネット環境が整っていない一部の国ではiBTとPBTが併用されていますが、日本ではTOEFLの公開試験はiBTのみとなっています。
また、最近では団体受験としてTOEFL-ITPも広がりを見せています。TOEFL-ITPの試験問題は以前行われていたPBTの問題を再利用する形で作られており、そのスコアは北米などの大学に留学するための公的書類として利用することはできませんが、主に大学などの教育現場においてクラス分けや留学希望者選抜などの基準に用いられることが多いようです。
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