動画スクリプト
動画スクリプト
動画スクリプト日本語訳
そのコンサートを始める際に私が決め、またジョナソンに話した唯一の方針は、録音した音声のように聞こえてはならないということでした。なぜかというと、あの『カインド・オブ・ブルー』のような象徴的な録音を真似しようと意図したら、もうダメなんです。それはつまり、起こり得る最高のことと言えば、誰かが「やあ、君の演奏はほとんどレコードみたいに聞こえたよ。本当によかった。」と言ってくれるのがせいぜいでしょう。つまり、言わば失敗のために準備しているようなものなのです。そこでわれわれは、何と言うか、マイルス・デイヴィス自身に対するマイルス・デイヴィス的アプローチを採り入れようとしているわけです。マイルス・デイヴィスについてまず言えることは、彼は、同じ演奏を二度と繰り返さなかったということです。何かがそこから生まれ始まるという瞬間に、彼は曲をアレンジし直していたわけですよ。われわれがコンピューター化であれ何であれ、いかなるものを得たとしても、本当に心に触れる芸術体験には代われるものはないし、これからもあり得ないのです。
問題日本語訳
問題日本語訳
解説
レコーディングのようなきれいな音を目指すのではなく、心に響くコンサートを目指そうとしているという内容を理解しましょう。マイルス・デイヴィスは往年の名ジャズ・トランペット奏者で、Kind of Blueは彼の傑作アルバムのひとつ。タイトルにあるように、この動画はKind of Blue発売50年を記念しての講演です。Kind of Blueの前後に注目しましょう。iconicはicon「偶像」から来た形容詞で、「偶像的な、象徴的な」という意味です。つまり、(象徴となるほどに)非常によくできた録音を表しています。したがって、選択肢2が正解。記念碑的な録音を真似しても、せいぜい「レコードのようによかった」という評価しかもらえない。では模倣ではなく、心に残る演奏を目指そうという考えを述べています。
問題作成:
ナラボー・プレス
このカテゴリのオススメ模試
オススメ教材